卒業式は厳かに行われた
国家斉唱、蛍の光・仰げば尊し
三綱領唱和・黌歌斉唱
卒業生 男子 210名 女子 199名 計 409名
卒業生総数 男子 31,880名 女子 8,080名 合計 39,960名
クラス編成 10クラス
特に印象に残ったのは 来賓として一番に祝辞を述べられた樺島郁夫熊本県知事の
祝辞の言葉(済々黌始まって以来、県知事としての出席は二人目)でした。
そして最後の三綱領唱和・黌歌斉唱の音頭をとった応援団長が女子生徒だった
ことです。
樺島知事の祝辞を紹介します。
済々黌の分校の鹿本高校を卒業した。高校所時代の成績は下から数えたほうが早か
ったが、政治家か、小説家か、大牧場主のいずれかになることを夢見ていた。
地元の農協に就職し、農業研修で渡米したことが転機となり、途中学問の道に転身
農業を収めた後、政治学に転向しハーバード大学博士課程を修了した。
そして東大教授となった。それから政治家を目指し、熊本県知事とたった。
*ちょうど卒業という時にあたって、知事にとって大きな4つの転機になったという
体験から、いかに若い時代に夢を持ち、可能性を信じ努力することに意義があるか
を語られました。
@人生の可能性は無限大である。
A逆境の中にこそ夢がある。
B夢を持つことが大事である。
・ 一歩踏み出すと人生の化学反応がおきる
・ 一歩踏み出すと120%の努力で人生が切り開ける
文責 北野伸也