第2回 奈良ウォーク開催!

                             
この9月、第2回目となる奈良ウォークが開催されました。
本来、5月に予定されていたものですが、台風の影響で秋に延期されての開催と
なりました。

 ○日時  9月19日(祝) 10:00〜16:00
 ○場所  桜井市(纏向遺跡・箸墓古墳・三輪そうめんの里など)
 ○内容  纏向遺跡で四層に並ぶ建物群が発掘され、にわかに卑弥呼の居館?と
      話題を呼ぶ地を訪ねてのウォーク

 当日は、またしても台風15号の接近が予想され、心配された天候でしたが、参加した23名の同窓生および家族・知人の普段の行いの賜物か、好天に恵まれ、彼岸花の咲く野の道を日本古代史のロマンを求めてウォークしました。

 <今回のポイント>

@桜井市立埋蔵文化財センター

 学芸員の中村さんの分かりやすい説明で、纏向遺跡の全体像が理解できました。
 発掘される土器が、東海・北陸・中国・九州など全国からの集積物となっている
 のは、この地がその当時の中心地であった可能性が高い・・。(邪馬台国も?)

A箸墓古墳・・・ここで全員の記念撮影!

 3世紀の大型前方後円墳(全長280m)孝霊天皇の皇女の墓として宮内庁が
 管理しているが、卑弥呼の墓と比定する説も多い。(確かに、偉大な人物の墓?)

Bレストラン三輪・・・なぜこの地がそうめんの里となったか!(水車)

 三輪そうめん山本が経営するレストラン。
 ここで、柿の葉寿司とそうめんセットの昼食(参加者の自己紹介など)

C纏向遺跡・・・今回、最大のパワースポット !

 2009年秋に発掘された建物群、祭祀に使われたと思われる多数のモモの種。
 ここに卑弥呼がいたのでは?と古代史フアンの夢が膨らみます。ただし、現在は
 埋戻して、水田になったり雑草が生い茂っていました。(現在の居住者との調整)

D慶運寺・・・ここで阿蘇の溶岩石と出会うとは!

 ここで、阿蘇のピンク石とのご対面。遠く運ばれてきたピンク石が石棺の蓋として
 使われていた由。そして本堂の裏には横穴式古墳。

Eその他の古墳(ホケノヤマ古墳・茅原大墓古墳・弁天社古墳・狐塚古墳)
 
 いずれも大きな古墳で、墓に眠る人物の偉大さを感じさせるに十分でした。

F今西酒造・・・確か「三諸杉」が一押し!

 江戸時代から続く、老舗の酒屋さんを見学し、蔵元の人から酒造りの苦労話などを
 聞いた後、試飲会。いくつかの酒を飲み比べているうちに、心地よい酔い気分と
 なって、お土産にお酒を購入。(先方の思惑通りになってしまいました)

☆今回も、ボランティアガイド駒崎氏(S41卒)の至れり尽くせりの設営に感謝です☆

                            (S40卒:本田重寿)
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