第10回 関西ウォーク(伏見)開催!

秋の一日、歴史の街・伏見を散策しました。

○日時  10月29日(土) 10:00〜15:00  
○場所  伏見(桓武・明治天皇陵・鳥羽伏見の戦い・酒蔵・港町)  
○参加者 34名         (11000歩)

<今回のポイント>

@桓武天皇陵
  第50代天皇。794年(鳴くよ鶯 平安京)、平城京(奈良)から
  長岡京を経て 山背の地に平安京が開かれた。「千年の都」の礎となる。

A明治天皇陵
  第122代天皇。
  幕末・維新の激動期と日清・日露の両戦役を経て、日本は天皇中心の近代国家と
  して発展することとなった。
  明治大帝と尊称された。
  〜M16年熊本の私塾に過ぎなかった濟々黌に天皇よりご内幣金が下賜された〜

B乃木神社
  明治時代に活躍した乃木希典大将を祀った神社。
  明治天皇御大葬の当日に妻と共に殉死した。
  死してなお、明治天皇陵のそば近くに侍して眠る。

C御香宮
  神功皇后を主祭神として祀る神社。
  平安時代、境内から香りのよい水が湧き出たので、清和天皇からその奇瑞によって
 「御香宮」の名を賜った。

D伏見奉行所跡
  江戸時代、京都にはその重要性から京都奉行所と伏見奉行所が置かれた。
  慶応 4年(1868)1月3日に始まった鳥羽伏見の戦いでは、幕府軍の拠点となり、
  会津藩兵や新撰組が立て籠もったが、薩長の討幕軍に攻撃され撤退となった。

E伏見の酒蔵
  代表的な酒造会社である月桂冠・大蔵記念館と歩き、黄桜・カッパカントリーで
  ウォークのお開きとなった。

F港町・伏見の面影
  南浜や京橋一帯は、港町・宿場町として栄えたが、現在は十石船や三十石船が
  観光用として運行され、往時を偲ぶことができる。  

G寺田屋
  二つの寺田屋事件で有名。
  一つは、文久2年(1862)に起こった薩摩藩の内紛(尊王派と佐幕派)。
  もう一件は、4年後に起きた幕府方の坂本龍馬暗殺未遂事件。
  幕末の激動期を跡付ける建物が残っている。
  今日も、観光客が多い。

 〜ウォーク終了後、伏見在住の境さん(S45卒)の案内で、お酒コースと喫茶コースに
  分かれて、それぞれ懇親の機会を持った〜
                            堀田 和弘(S54卒)

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