甲子園 初戦突破!
8月13日 濟々黌の初戦の相手は徳島の鳴門高校。春の選抜ベスト8の強豪で後藤田投手も本格右腕。
濟々黌エースの大竹投手との投手戦が予想された。
だが、甲子園のマウンドが初めての大竹投手は落ち着いてテンポよくストライク先行で三振の山を築いたが、後藤田投手はバントと足を絡めて小刻みに得点を重ねる濟々黌の打線に苦しんだ。
4回の西口選手の右翼へのホームランもあったが、7回の遊撃ライナーで、一塁走者がアウトになる間に本塁をついて加点したプレーは、鳴門の戦意を挫くに十分だった
加えて、実況中継のアナウンサーが「濟々黌の応援は凄いですね」と言うほど盛り上がった黄色い応援が選手達を励ましたことも勝因の一つといえよう。
センターの外野席から見る三塁側の濟々黌の応援団には、一体となった迫力があった
鳴門の選手達にもプレッシャーとなったと思われる。
ホームベース前に整列した選手達を称える濟々黌黌歌が22年ぶりに甲子園 球場に鳴り響いた。
この夏の感動は、濟々黌OBに長く語り継がれることであろう。
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