幸せな夏 (甲子園 第2戦)
     

                   
8月18日 第3回戦の相手は、優勝候補の大阪桐蔭。正直言って「いい試合 をしてくれたら」との想いで球場に足を運びました。

藤浪投手をどう攻略するか、濟々黌の足を絡めた機動力野球で立ち向かえば、幾ばくかの勝機もあるのではないかなどと素人考えを巡らせていましたが、相手投手は沢田投手。

「よし、これで3点とって大竹投手が抑えてくれれば」などとの読みも完全に砕かれました。

沢田投手も140キロ台の速球を投げ込んできて長打を許さなかったし、打撃も大竹投手の球を軽々とスタンドに運ぶパワーがありました。

やはり、春夏連覇の呼び声が高い実力を見せつけました。

しかし、濟々黌ナインも必死に食い下がりました。

点数を入れられた後には取り返す攻防がつづきましたし、最終回 一死満塁。

一打出れば逆転への展開も・・。

だが、最後はレフトフライでゲームセット。

「駆けあがれ!夏のテッペン」にまでは届きませんでした。

ただ、応援団・ブラスバンドそして全国から駆け付けてくれたOB一体となった応援の凄さは、天下に「濟々黌」の名を轟かせてくれましたし、勝利した大阪桐蔭ナインの健闘を称える校歌への手拍子も爽やかな印象を残した様です。

テレビのインタビューに応える西口主将の「幸せな夏でした」の言葉は、創立130周年の夏を意識する濟々黌OBの胸に深く刻まれました。

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