「何やあれ、めちゃ黄色いで!」レフトの外野席で、1塁側アルプススタンドの母黌応援団を
撮影している傍らを、小学校5〜6年生と思われる子供達が口々に叫んで通り過ぎていった。
思惑通りの「黄色い菜の花畑」となった。
片や常総学院の3塁側アルプス席は、ブラスバンドと学生応援団を中心とする少ない応援団。
この違いは、大きいぞ!
試合は、濟々黌大竹耕太郎投手と常総学院飯田晴海投手の投げ合いの様相でテンポよく回を
重ねた。
4回、濟々黌の攻撃はキャプテンの中川洸志選手から。
ライト前のクリーンヒットで出塁、何かが起こる予感。
だが、牽制球でタッチアウト。
しかし、次の川原諒平選手がしぶとくねばって、ライト前ヒット。
そして、3番バッター大竹君。
2球目を狙い打って、センターオーバーの3塁打。
待望の1点が入り、更に飯田投手の暴投で、本人も生還し2点目。
その後は、大竹投手が常総学院の強力打線に9本の安打を浴びるも、ゼロ封に抑えた。
「初戦には勝つ」濟々黌のジンクスどおりの勝利に、大応援団も大きな拍手で選手達の健闘を
称えた。
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