濟々黌41年会 活動報告

 平成24年度総会にS41卒同窓生9名出席
                                          幹事 中村 弘則
10/20(土)ホテルニューオータニ大阪で済々黌関西地区同窓会が、盛大に開催されました。

18年ぶりの甲子園出場もあって今年の同窓会出席者総数は例年の約2倍の296名となりました。

今年は創立130周年を記念して、同窓会も『総会』『講演会』『懇親会』の3部構成とし、ご家族の出席並びに『講演会』には他校OBや友人の出席も頂きました。

S41同期は例年5〜6名に対し、荒内君、上田君、駒崎君、佐藤(旧姓:毛利)さん、竹村君、豊永君、豊原君、山内君、中村の9名が出席、近況や黌校時代の話題で久しぶりの旧交を温めました。

第1部の『総会』には中西黌長、徳永副黌長、井同窓会会長が出席され、中西黌長から済々黌の現況報告、井会長からは夏の甲子園での関西同窓会の支援に対するお礼及び来春の甲子園出場期待に関しての話を頂きました。

第2部の『講演会』では東京大学院教授の姜尚中氏(S44卒)から“混沌の時代を生きる”というテーマで約1時間講演を頂きました。

当初は不安で先の見えない今の時代をどう生きるかという内容と推測していましたが、この数ヶ月で極端に関係悪化した日中・日韓問題を取り上げた講演となりました。

両方とも漁業権や資源などが複雑に絡む問題であり、単なる歴史認識だけでの解決は難しく、日中或いは日韓の2国間ではなく、多国間の枠組みの中(6ヶ国協議)で問題として埋め込んでいくしかないという持論をわかりやすく展開されました。

この講演で我々も少し頭の整理ができたのではないかと思います。

第3部の『懇親会』は旧師である笹田昭三様(S33年の第30回春選抜甲子園で済々黌が優勝した時に教鞭をとられた方)により、当時の甲子園や済々黌についてのスピーチの後、乾杯のご発声でスタートしました。チャーリー永谷氏(S29卒、カントリーミュージィシャン)からの祝電披露などの後、懇談の時間となりましたが、懇親会にも出席の姜氏の席には多くの方々が集まりました。
(小生も去年の10月に熊本空港でお会いした時に講演のお願いをしたこともあり、お礼に行ったところ気さくに“どうもどうも”と言って強く握手してくれました。)
懇談の後は二つのイベントとなりました。一つ目は『甲子園名場面』と称し、この夏の済々黌の活躍と黄色の大応援が放映されるとともに、2名の同窓生から甲子園にまつわるエピソードが語られ、改めて熱いこの夏を思い出しました。

二つ目は抽選会でした。

今年は25テーブルのうち7テーブルが当選しましたが、残念ながら我がS41卒テーブルは当たりませんでした。

懇親会の最後は恒例の黌歌斉唱(4番まで)、そして3本締めで終了となりました。
同窓会終了後、S40卒主催の二次会(於;イタリアレストラン「マリアン」)に荒内君、駒崎君、豊永君、豊原君、中村の5名が参加しました。

S45卒も参加して40名近い人数となり、各卒業年度からの挨拶や、タレントが多いS40卒同期生による芸の披露もあり、皆で楽しく過ごしました。

二次会終了間際には姜さんを交えた他の二次会グループも参入し、写真を撮ったりサインをもらったりと更に盛り上がりました。

S41卒の5名も姜さんと写真に収まりました。

また、豊原君はサインをもらって奥様が喜ぶと大変感激していました。

今も姜さんは奥様達に絶大な人気があるようです。

二次会は当初の予定を2時間もオーバーし19:00に終わりました。

今年が創立130周年ということで今回の関西地区同窓会会報『多士関西』は「創立130周年・甲子園出場記念特集号」として、内容もボリウム満点で110頁からなっています。

今回、同窓会出席者には資料とともに持ち帰って頂いておりますが、年会費を納入頂いて出席できなかった同窓生には後日、事務局から郵送されると思いますので、是非ご高覧ください。

以上、同窓会報告とご連絡まで。