平成30年 新年のご挨拶

            濟々黌関西地区同窓会会長  栗山雅敏(S40卒)

 明けましておめでとうございます。
新春を迎え 皆様のご多幸とご健勝をお祈りいたします。

 昨年は、皆様にとりましてどんな年でしたでしょうか。今年は、どんな年にしたいとお考えでしょうか。皆様には夫々に思いがおありでしょう。

 熊本地震から2年目になりますが、20年かかると言われている熊本城の復旧工事も昨年からいよいよ始まり、2019年に熊本でも開催されるラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権大会には、天守閣の外観だけでも間に合わせたいとの計画のようです。
併せて市民生活の復興にも、力強い後押しになればと願っています。

 済々黌関西地区同窓会も皆様のご協力の下で、総会は約200名の出席者が定着してきているように思います。友好高校との間では、相互に来賓としてそれぞれの同窓会に参加していますが、さすが済々黌さんの同窓会はすごいですねとお褒めの言葉を頂きます。ひとえに幹事の皆様を始め有志の方々の情熱と行動力の賜物と感謝しています。

 今年も総会はもとより、青年会や就活激励会、歴史探訪・関西ウォークや多々黌会ゴルフなどなど、積極的に参加してまいりましょう。

 「俺らは、留年したわけでもないが、済々黌に6年通った特別の学年だ」という先輩方の同期会に参加する機会がありました、旧制の中学済々黌から一貫の先輩方で、さすがに6年間の済々黌への思い入れは一入です。

 済々黌の絆は、このような同期の横の繋がりが基本になって、タテヨコナナメに拡がっており、私ども戦後の3年間組にも、それなりの思い入れがあります。 思えば、僅か3年程度でも、このように染めてしまう済々黌の黌風と伝統、教育、その魅力に思いを致さざるを得ません。

 これから始まる新しい年も「倫理を正しゅうして 元気を振るえる年に」して参りたいと思います。