会長退任ご挨拶

          濟々黌関西地区同窓会現会長  栗山雅敏(S40卒)

同窓会会長として3期6年を務めさせて頂きました。

ひとえに、皆様のご協力に感謝申し上げます。

ところが、次の中村新会長へバトンタッチ早々コロナ 禍で、総会も中止せざるを得ないなど大変な船出となりました。

だが臨機応変な済々黌魂で、対処してくれるものと信じています。

近年経済大国と言われていた日本は、少子高齢化の人口の問題だけでなく、一人当たり生産性そのモノの低さが明らかになって来ました。

決められたことを素早くこなしキャッチアップすれば良かった時代から、世界に先駆けて道を切り拓いて行かなければならない時代に突入しています。

頭デッカチではなく、文武両道、徳・体・知の順である 済々黌「三綱領」の中で育ち、前人未踏の分野にもモノオジしない、幅広いチャレンジ精神、発想力を備えた皆さんの底力がいま求められています。

同窓会も健全な新陳代謝をしながら異分野の諸先輩 や友人たちとの交流の場を創り、会員相互の切磋琢磨に尚一層貢献されることを祈念しています。


会長就任ご挨拶

          濟々黌関西地区同窓会新会長  中村弘則(S41卒)

このたび栗山会長のあとを受け、同窓会会長を拝命することになり身の引き締まる思いでおります。

関西地区同窓会では栗山会長・本田幹事長体制のもと、さまざまな活動で同窓会の充実と活性化を図ってまいりました。

他の高校の同窓会の方から,濟々黌の同窓会は素晴らしい。

私達も参考にしたい、と常々言われています。

私は同窓会活動の基本は同年次会の活動と結束にあると思っています。

濟々黌の同窓会はこの 基本がしっかりしていて、それが全体の運営にも反映されているのではないでしょうか。

今後とも、この横糸 を強くする活動を心掛けたいと思います。

本年春に起きた新型コロナウイルス感染が日本社会を混乱に陥れています。

そのため総会を始めとする例年の同窓会活動ができないことは誠に残念でなりません。

一日も早くコロナ禍に打ち勝ち「新たな日常」の中での再 開を祈念致します。

そして皆さまと共に2年後の創立140周年を盛リ上げるべくしっかりと準備していきたいと考えますのでよろしくお願いいたします。