平成23年度総会
1.日 時 平成23年5月14日(土) 12時30分〜

2.会 場 太閤園 3F「ダイヤモンドホール」
       http://www.taiko-en.com/
       
3.アトラクション 「チーム対抗カラオケ歌合戦」

4.参加者 156名
    (会員:111名・学生:33名・来賓:12名)
今年は、東日本大震災の影響等も懸念されましたが、昨年を上回る参加で盛大な総会
となりました。
(総合司会が女性の勝浦さん(S57卒)にバトンタッチしたのも特徴)

 総会の皮切りは、例年光島副会長(S26卒)による三綱領の唱和ですが、今年は東日本大震災の犠牲者に対する黙祷のあと唱和となりました。 続いて北野会長(S32卒)の挨拶。特に来年創立130周年を迎えることから「会員は創立当初の精神を思い起こし、個々の力を発揮して日本を変えていこう」との力強いメッセージが述べられました。

 続いては、5月各種行事が続いて超多忙の中お越しいただいた本黌の徳永教頭先生(S55卒)と岩永同窓会長(S26卒)から、 学校の状況とか130周年に向けての取り組みの開始など本黌・熊本の最新の状況が報告されました。

 最後に本田幹事長から役員補充改選と業務・会計の報告がなされ、総会も無事終了。

 引き続き懇親会に移り、今年も熊本県や熊日のご代表・各高校の同窓会の代表の方々10名を迎えて、おひとりおひとりの紹介から幕を開けました。

 乾杯の音頭は参加の最高齢者で、今年も入江先輩(S20卒・84歳)。濟々黌人物史(今回は遠藤嘉基先生(T12卒))の思い出話のあと「乾杯は短い方が」と会場を沸かせる乾杯の音頭でスタートしました。

 その後は、年次ごとのテーブルでそれぞれ1年ぶりの近況報告が交わされて、それぞれに熱気が高まりました。

 また、昨年より始まった「関西で頑張る済々多士」紹介が、今年は3名の紹介となりました。

   @ 与謝野晶子の人と作品の研究に生涯をかけて(S20卒:入江春行氏)
   A 朝日テレビ「おはよう朝日です」の看板アナ(H02卒:浦川泰幸氏)
   B ビジネスマンから一書家詩人として独立  (H15卒:馬原裕知氏)

 そして、懇親会の最大のイベントは、昨年に引き続き「チーム対抗カラオケ歌合戦」の企画運営でした。今年は「全員参加型」で「チームの結束」を目標に、 当時に流行った青春歌謡を中心にした歌で勝負という点が評価ポイントでした。

 進行役の高千穂氏(S61年卒)と本郷さん(H18年卒)の息もぴったりで、次々に熊本の地名を冠したチーム(2テーブルで1チーム)を紹介していきました。

 また、チーム毎の歌も、その場で相談という即興の出し物にもかかわらず、統一感があって、聴かせるものばかりでした。

 そして、優勝はA・Cテーブルの黒髪チーム(最高年次のチーム)の「青い山脈」。まさに戦後の復興を思わせる若若しい歌でした。 (入念な準備をして臨んだ上通りチーム(S36〜40卒メンバー)は、民謡で時間が長かった点がマイナス要因だったのか、4位でしたね)

 優勝チームと準優勝チーム、そして第3位の各チームには会員の方々からの心づくしの賞品が配られ、それぞれに大満足の呈でした。

 会場が盛り上がる中、東京から駆けつけてくれた応援団OBの牧野氏(S40卒)が舞台に上った新入 会員学生諸君12名の拍手をバックにエールをおくると、 参加者の気分も高揚し、黌歌の大合唱は最高潮に達しました。最後は、櫻井副会長(S36卒)に締めくくりの挨拶と一本〆でしめていただき、3時間近くの総会・懇親会が無事お開きとなりました。

 今回、会場に熊本の物産販売コーナー(園田ファーム)を設けたため、懇親会終了後馬刺しや辛子レンコンなどを買い求めて帰る会員が多かったのも今年の特徴でした。

 また、会員から拠出された東日本大震災の被災者への義援金(2万1千円)は、熊本日日新聞社を通じて日本赤十字社へ届けられました。

                            総会実行委員長中村弘則(S41卒)