第１部

　総会は、今回から櫻井　毅副会長（Ｓ３６）による三綱領の唱和からスタート。
　続いて北野伸也会長（Ｓ３２）の挨拶。
　野球部が夏・春の連続甲子園出場を果たし、同窓生に大きな感動を与えてくれたことの報告があ
　りました。
　続いて、ご多忙の中、お越しいただいた本黌の山本朝昭副黌長先生と井薫同窓会長（Ｓ３２）
　から、甲子園出場に際して関西地区同窓会にお世話になったお礼の挨拶と学校の状況など本黌・
　熊本の最新の状況が報告されました。
　最後に本田重寿幹事長から業務・会計の報告がなされ、総会も無事終了。

第２部

　講演会は、竹原崇雄熊本県立大学名誉教授を迎えての講演会。
　竹原先生は、Ｓ３５年からＳ４６年まで濟々黌に在職され、昨年は「黌歌百年」を 上梓されて
　濟々黌に縁の深い先生ですが、今回は『三綱領と原典の「大学」と荒木俊 馬先生の長歌』と
　題して、濟々黌のバックボーンである三綱領の淵源と宇宙物理学者 として高名な荒木俊馬先生が
　濟々黌創立７０周年に寄せられた万葉調の長歌につい て解説されました。
　時折ユーモアを交えた語り口で、幅広い年代層が集う同窓会で も皆さんから「非常に興味深い話
　だった」と好評でした。

第３部

　懇親会は、セレモニーとしての、他校来賓紹介・新入会員（学生）紹介・乾杯（音頭は、入江春
　行先生）が続いたあと、会場の大画面に春の選抜甲子園の名場面を写し出し、３月の興奮を再現
　しました。
　その後、この春　関西学院大に進学した夏の甲子園ヒーロー中村謙太君（Ｈ２５）と京都外大に
　進学した応援団の井芹友梨恵さん（Ｈ２５）が壇上に上がり、司会役の高千穂利道氏（Ｓ６１）と
　吉村菜織さん(Ｈ２２）からインタビュー受けるトピックスもあって、会場は大いに盛り上がり
　ました。
　また、お楽しみ抽選会では、７つのテーブルが当たる趣向となっており、講演会の講師 竹原先生に
　抽選をお願いしました。
　会員から提供された賞品がテーブル毎に振り分けられ、当たり番号で賞品を受け取って帰る会員は
　プラスαの喜びだったようです。
　フィナーレは、今年から、関西で活躍する応援団ＯＢの西村栄一氏（Ｓ６０）先導による黌歌と
　エール。
　舞台に上がった新入会員（学生）２２名の手拍手をうけて、黌歌が始まりましたが、若々しく力強
　い黌歌が会場いっぱいに響き渡りました。
　最後は、１３０周年実行委員長栗山雅敏氏（Ｓ４０）の締めくくりの挨拶と３本〆で、今年の総会
　・講演会・懇親会が無事終了しました。
　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　総会実行委員長　中村弘則（Ｓ４１）