平成26年度総会
○日時 平成26年5月17日(土)
11:00〜14:45
○場所 太閤園 「ダイヤモンドホール」
○参加 194名
会員 :180名(うち学生28名)
来賓 : 14名
○内容 第1部 総会 会長挨拶・来賓挨拶・活動報告
第2部 講演会 片岡正美東海大学教授
第3部 懇親会 新入会員紹介
就職内定者報告
お楽しみ抽選会
第1部:総会
今回から物故同窓生のご冥福を祈り、皆で黙祷することを総会のスタートとしました。
続いて櫻井 毅副会長(S36卒)先導による三綱領の唱和。
次に新旧会長の挨拶。
北野伸也前会長(S32卒)からは「会長職3年4か月間の間に130周年行事、夏・春の甲子園等のビッグイベントが続いたが、役員・会員各位の協力で無事乗り越えられた。
皆さんにお礼を申し述べたい」との挨拶がありました。
栗山 雅敏新会長(S40卒)からは「三綱領精神に裏打ちされた濟々黌同窓生の底力を発揮し困難な
課題にもチャレンジして行こう」との力強いメッセージが述べられました。
続いて、ご多忙の中お越しいただいた本黌の坂井誠教頭先生(S58卒)と井薫同窓会長(S32卒)
から、甲子園出場に際して関西地区同窓会にお世話になったお礼の挨拶と学校の状況、特にスーパー
グローバルハイスクール指定とその実践課題など本黌および熊本の最新の状況が報告されました。
最後に本田重寿幹事長(S40卒)から業務・会計の報告がなされ、総会も無事終了。
第2部:講演会
片岡正実東海大学農学部教授を迎えての講演会。
片岡先生は、H4年からH14年まで10年間、濟々黌に在職され、その間創立12
0周年事業の
一環として「日露戦争従軍将兵の手紙」の解読編集作業に従事され、その中心メンバーとなって活動
された方です。
今回は、その苦労話から始まって、日露戦争当時の時代状況等を現代対比のデータを
示して具体的に
説明された為、非常に分かりやすくしかも熊本弁が随所に飛び出して 参加の皆さんにとっては、
濟々黌当時の教室風景を思い出された方も多かったのでは。
「手紙」の中に登場する従軍将兵の皆さんの足跡調べやその解読を通じて遺族の方々
への橋渡しの
作業は、本当に価値ある仕事だったと思われます。
同窓会としては、此 のことを広く若い世代にも伝えていく責任も感じた次第です。
第3部:懇親会
セレモニーとしての、他校来賓紹介・学生紹介・乾杯(音頭は、入江春行先生)が続いたあと歓談の
時間となりましたが、それぞれのテーブルで久しぶりの元気な再会に華やいだ雰囲気が漂いました。
その後、この春 関西の大學に進学して新入会員となった学生諸君11名が壇上に上がり、自己紹介をして、司会役の高千穂利道氏(S61卒)と藤澤千里さん(H23卒)からのインタビューもありました。
特に、一昨年の夏、甲子園で応援団長を務めた山田剛史君(H25卒)の大阪大法学部への進学報告に
は、会場が大いに盛り上がりました。
また、昨年の就職活動激励会」のあと、直前まで就職活動に邁進していた4回生の 学生諸君(4名)
から、それぞれ内定報告があり、諸先輩にお世話になったとの 発表には、先輩諸氏からも大きな拍手
が上がりました。
藤澤千里さん(奈良女子大) の感極まった涙には、激励の拍手が更に大きかったようです。
お楽しみ抽選会では、7つのテーブルが当たる趣向となっており、講演会の講師片岡 先生に抽選を
お願いしました。
会員から提供された賞品がテーブル毎に振り分けられ、当たり番号で賞品を受け取って帰る会員は、
プラスαの喜びだったようです。
フィナーレは、応援団OBの西村栄一氏(S60卒)の先導に、牧野徹夫氏(S40卒)と山田剛史君
(H25卒)がサブを務め、3人の豪華な揃い踏みによるエールと黌歌斉唱 となりました。
舞台に上がった新入会員(学生)11名の手拍手をうけて、若々しく力強い黌歌が会場いっぱいに響
き渡りました。
最後は、新しく副会長就任の諸熊建次氏(S44卒)が締めくくりの挨拶と万歳三唱で、〆て、今年の
総会・講演会・懇親会が無事終了しました。
総会実行委員長 鍬田和實(S46卒)