平成27年度総会
○日時 5月9日(土)11:00〜15:15

○場所 ホテルニューオータニ大阪「鳳凰の間」

○参加 208名(会員:194名(うち学生30名)来賓:14名)

○内容

  第1部 総会  
  第2部 講演会
  第3部 懇親会

第1部

総会―物故者への黙祷に始まり、次は諸熊建次副会長(S44卒)の先導による三綱領の唱和。

今年は、高見廣流氏(S57卒)の金屏風「三綱領」が会場に展示され、燦然と輝く中で唱和されました。

会員の唱和にも力強いものがありました。  

続いて栗山雅敏会長(S40卒)からは「濟々黌の絆の強さを発揮して、グローバルに大きく羽ばたこう」との力強い呼掛けの挨拶がありました。

また、ご多忙の中、お越しいただいた本黌の飯田 裕副黌長先生(S53卒)と島田俊郎同窓会副会長(S29卒)から、本黌・多士会館の現状が報告され、連携強化を確認しました。

最後に本田重寿幹事長(S40卒)から業務・会計の報告がなされ、総会も無事修了。

第2部

講演会―太田惠一朗先生(S47卒)聖路加国際病院消化器センター長。

「がん専門医から関西の多士の皆様へ」というテーマで、非常に分かりやすく、患者 本位の医療の在り方やがんに関連して日常の生活で気を付けるべき点など、スライド を使って説明がありました。

中高年を中心とした同窓会の会員にとっても、身近な 問題で、多くの気付きがあったと思われます。

第3部

懇親会―セレモニーとしての、他校来賓紹介・学生紹介・乾杯と続きましたが乾杯の音頭は、今年の最高齢者、昭和15年卒業の工藤義二先輩(92歳)。

最近テニスで肉離れを起こされた話から日本笑い学会に入会されて「一日10回の笑いと5回人を笑わす」実践が健康の秘訣と元気一杯のスピーチのあと乾杯のご発声。

大きな笑いのあと歓談の時間となりましたが、それぞれのテーブルで歓談に花が咲いたようです。

その後、この春 関西の大學に進学して新入会員となった学生諸君8名が壇上に上がり、自己紹介をして、司会役の高千穂利道氏(S61卒)と吉井真利奈さん(H24卒関西学院大4年)からのインタビューもあり、会場が一段と華やぎました。

また、丁度 就活中の4年生の学生諸君も先輩方からの情報収集活動に勤しんでいたようです。

今回は、他地域の同窓会からの参加が多く、東京・広島・福岡・熊本から 13名の参加があり、今後、同窓会の相互交流の方向性が示されたようです。

最後のお楽しみ抽選会では、10のテーブルが当たる趣向となっており、講演会の講 師太田先生に抽選をお願いしました。

今年は、会員から提供された賞品が盛りだくさんで、甲子園で活躍し現在東京六大学でも躍動中の慶応大西口君、早稲田大大竹君のサインボールや高見先生の色紙、濟々黌パンなどが人気だったようです。

フィナーレは、応援団OBの西村栄一氏(S60卒)の先導に、山田剛史君(H25卒大阪大2年)がサブを務め、濟々黌伝統のエールと黌歌斉唱となりました。

特に、今年は 吹奏楽部OB:高橋美由紀さん(S61卒)を中心とする8名の生バンド(新呼名:関西キナパラ)が迫力の演奏で盛り上げてくれた為、若々しく力強い黌歌が会場いっぱいに響き渡りました。

最後は、諸熊建次副会長(S44卒)がスーパーグローバルハイスクールに指定された母黌の絆「スピリット・オブ・ユニティ(a spirit of unity)」大切にして行こう!と締めくくりの言葉を述べ万歳三唱で今年の総会・講演会・懇親会が無事終了しました。

                            総会実行委員長 鍬田和實(S46卒)