平成29年度総会
○日時 5月27日(土)11:00〜15:15

○場所 太閤園 「ダイヤモンドホール」

○参加 220名(会員:205名(うち学生27名)・来賓:15名)

○内容 第1部 総会
    第2部 講演会
    第3部 懇親会   
○日時 5月27日(土)11:00〜15:15

○場所 太閤園 「ダイヤモンドホール」

○参加 220名(会員:205名(うち学生27名)・来賓:15名)

○内容 第1部 総会
    第2部 講演会
    第3部 懇親会   

第1部:総会

例年どおり、物故者、震災で亡くなられた方々への黙祷に始まり、「三綱領の唱和」は、新調された旗の下で、新任の駒崎伸之副会長(S41卒)の先導で行われた。

続いて、栗山雅敏会長(S40卒)から、今年の総会の意義と熊本復興支援の継続性を強調する挨拶があった。

来賓紹介では、本黌から飯田 裕副黌長(S53卒)、同窓会本部から野口敏夫会長(S38卒)、東海地区から緒方英夫会長(S44卒)、広島から杉田 裕会長(S43卒)来臨の紹介があり、飯田副黌長からは、震災の影響が心配されたが、学生諸君の頑張りで大学進学実績も良かった等の報告があった。

野口会長からは、同窓会の財政改革など最近の同窓会状況の報告がなされた。

最後に、本田重寿幹事長(S40卒)から業務・会計報告がなされ,拍手で承認された。

第2部:講演会

KKR日本法人会長 斉藤 惇氏(S33卒)による講演。

「日本企業の競争力」というテーマで、世界経済の中での日本経済の位置づけやグローバルスタンダードへの対応など日本が抱える課題について、各種のデータを駆使して説明があった。

特に、日本企業の弱点としての「生産性の低さ」や国民性向としての医療費負担の増加などの指摘には“襟を正して改善すべき”との思いを強くした。

第3部:懇親会

恒例のセレモニーとして、他校来賓紹介が行われたが、今回初めて来臨いただいた近畿二甲会(甲南高校)の川ア 肇会長には、一段と大きな拍手が贈られた。

昨年に引き続き、高齢参加(80歳以上)の先輩方13名へ、黄色いバラの 花が贈られた。

乾杯は、今回出席の最高齢で、昭和20年卒業の入江春行先輩のユーモアを交えたご発声で行われ、和やかな懇親会がスタートした。

各テーブルが年次毎の配席となっている関係で、テーブルごとに久しぶりの邂逅を喜び合う光景が広がった。

その後、この春 関西の大學に進学して新入会員となった学生諸君17名が壇上に上がり、自己紹介をして、司会役の瑞穂賢治氏(H03卒)と横瀬加倫さん(H22卒)からのインタビューもあり、会場が一段と華やいだ。

続いて、本日の特別ゲスト、ミスユニバース熊本代表の野口真未さん(H27卒)が壇上に登場すると、会場が最高の盛り上がりを見せた。

野口さんからは、濟々黌時代の思い出やミスユニバース応募のきっかけ(熊本地震)などが話され、会場から盛んな激励の拍手が飛んだ。

今年の新たな企画として、濟々黌写真館が登場したが、セーラー服姿のOG達と共に、野口さんにも「一緒に撮影を!」のリクエストがあちこちで飛び交った。

また、キナパラの一員として熊本から駆け付けた安藤浩司氏(S63卒)は、激震地益城町の銀行支店長だった経緯もあり、復興をテーマとする歌を演奏して、復興支援を訴えた。

その後、学生諸君が募金箱を持ってテーブルを回り、募金を訴えた。

その結果、 126,467円の募金が集まり、熊本県に寄贈することになった。

フィナーレは、応援団OBの田山 誠氏(S54卒)と西村栄一氏(S60卒)の先導で、濟々黌伝統のエールと黌歌斉唱となった。

今年も、吹奏楽部OG:高橋美由紀さん(S61卒)を中心とする16名の生バンド(関西キナパラ)が迫力の演奏で盛り上げてくれた為、若々しく力強い黌歌が会場いっぱいに響き渡った。

最後は、新任の中村弘則副会長(S41卒)が万歳三唱で締めて、今年の総会・講演会・懇親会が無事終了した。
                           総会実行委員長 高千穂利道(S61卒)