平成30年度総会
○日時 5月12日(土)11:00〜15:00

○場所 太閤園 「ダイヤモンドホール」

○参加 202名

   (会員:185名(うち学生14名)・来賓他:17名)




第1部:総会

例年どおり、物故者、震災で亡くなられた方々への黙祷に始まり、「三綱領の唱和」は、駒崎伸之副会長(S41卒)の先導で行われた。

続いて、栗山雅敏会長(S40卒)から、最近の他地区(校)同窓会との交流や熊本復興支援の継続、次年度(新元号)総会に向けた期待などの挨拶があった。

来賓紹介では、本黌から前田茂雅副黌長(S56卒)、同窓会本部から野口敏夫会長(S38卒)、東海地区から高宗洋介副会長(S40卒)、広島から杉田 裕会長(S43卒)の紹介があり、前田副黌長からは、母黌の状況報告。野口会長からは最近の同窓会状況の報告がなされた。

最後に、本田重寿幹事長(S40卒)から業務・会計報告がなされ,拍手で承認された。


第2部:講演会

熊本県東京事務所長 成尾雅貴氏(S52卒)による講演。

「くまモン〜100年後も愛されるキャラクターを目指して」というテーマで、くまモンの誕生秘話、くまモンの多岐に亘る活動、今後の展開などについて、生み親の一人である成尾氏ならではの熱のこもった話があり、最後は会場から大きな拍手が巻き起こった。


第3部:懇親会

恒例のセレモニーとして、他校来賓紹介が行われたが、今回は、「同窓会設立の為に 是非、濟々黌の総会を見学したい」として参加された関西マリスト会の発起人代表の木村圭二郎氏も見学者として紹介があった。

また、昨年に引き続き、高齢参加(80歳以上)の先輩方14名へ、黄色いバラの花が贈られた。

特に、他地区(熊本・東京)からご参加のお二人は、サプライズで喜ばれたようだ。

乾杯は、今回出席の最高齢で、昭和20年卒業の入江春行先輩の「孔子曰く」のユーモアを交えたご発声により和やかな懇親会がスタートした。

 〜各テーブルでは、久しぶりの邂逅を喜び合う光景が広がった〜

今年の新たな企画として、「ビデオレター」が2名の同窓生から寄せられた。

一人目は、昨年ミスユニバース熊本代表に選ばれ、昨年の総会に参加してくれた野口真未さん(H27卒)から再建途上の熊本城をバックに力強いメッセージが寄せられた。

二人目は、5年前に甲子園を沸かせた大竹耕太郎君(H26卒)が、今春 福岡ソフトバンクホークスに入団して、現在2軍で活躍中の様子を元気に報告してくれた。

また、今年も濟々黌写真館が登場したが、セーラー服姿のOG達と共に、キナ線の帽子を被って写真に納まる先輩方に「良かね〜」の声が飛んでいた。

今回は、濟々黌グッズの充実ぶりも際立っていた。京都在住の革作家 田島隆治氏(H3卒)の特製の「三綱領キーホルダー」などが並べられ、売り場が賑わっていた。

懇親会後半のポイントは、新入会員の紹介である。

今春、関西の大學に進学してきた7名が壇上に登り、田口慎太郎氏(H12卒)と横瀬加倫さん(H22卒)の司会で、自己紹介を行った。

各自から、名前・大学・出身中学・高校時代のクラブ・抱負を一言が発表されると先輩方から暖かい激励の言葉が掛けられていた。

熊本地震から丸2年となる今年も、熊本の復興が呼び掛けられ、学生諸君が募金箱を持ってテーブルを回り、募金を訴えた。

〜その結果、149,871円の募金が集まり、熊本県に寄贈することになった〜

フィナーレは、応援団OBの田山 誠氏(S54卒)と柴田弘之氏(S57卒)の先導で、黌歌斉唱となった。

今年も、吹奏楽部OB:竹村雄一郎氏(H4卒)を中心とする11名の生バンド(関西キナパラ)が迫力の演奏で盛り上げてくれた為、若々しく力強い黌歌が会場いっぱいに響き渡った。

最後は、中村弘則副会長(S41卒)が万歳三唱で締めて、今年の総会・講演会・懇親会が無事終了した。

総合司会の勝浦美奈子さん(S57卒)からは、「来年の総会は、新元号スタートの5月11日(土)ホテルニューオータニ大阪での開催」がアナウンスされ、“来年も元気で再会“を合言葉に散会した。

                           総会実行委員長 高千穂利道(S61卒)