令和元年度総会
○ 日時  令和元年5月11日(土)11:00〜15:00

○ 場所  ホテルニューオータニ大阪「鳳凰の間」

○ 参加  208名
     (会員:191名(うち学生14名)・来賓他:17名)




第1部:総会

 例年どおり、物故者、震災で亡くなられた方々への黙祷に始まり、
「三綱領の唱和」は、駒崎伸之副会長(S41卒)の先導で行われた。

 続いて、 栗山雅敏会長(S40卒)から、新元号になって早々の総会につき、恩賜記念の
 歴史をもつ本黌の由来や熊本復興支援の継続などの話があった。

 来賓紹介では、本黌から前田茂雅副黌長(S56卒)、同窓会本部から野口敏夫会長(S38卒)
 、東海地区から緒方英夫会長(S44卒)、広島から杉田 裕 会長(S43卒)、福岡から
 坂本典子事務局長(S54卒)参加の紹介があり、 前田副黌長からは、母黌の状況告、野口会長
 からは最近の同窓会状況の報告が なされた。

 最後に、本田重寿幹事長(S40卒)から業務・会計報告がなされ,拍手で承認された。

第2部:講演会

 南山大学名誉教授・名古屋外国語大学教授の坂本 正氏(S46卒) による講演。

 「ことばの教育と習得」というテーマで、外国人に対する日本語教育の経験の中から紡ぎだされた
 ユニークで面白いエピソードなどが数多く紹介された。 第3部:懇親会―恒例のセレモニーとして
 他校来賓紹介が行われたが、今回も17名の来賓の方々が参加され、他校との交流が促進された。

 また、昨年に引き続き、高齢参加(80歳以上)の先輩方14名へ、黄色いバラの花が贈られ、
 いつまでもお元気でとのメッセージが添えられた。

 乾杯は、今回出席の最高齢で、昭和20年卒業の入江春行先輩のユーモアを交えたご発声により
 和やかな懇親会がスタートした。 (戦時中銅像拠出の話)

 〜各テーブルでは、久しぶりの邂逅を喜び合う光景が広がった〜

 昨年から始まった企画で、「ビデオレター」があるが、今回は福岡ソフトバンクホークスで2年目
 先発ローテーションで頑張っている大竹耕太郎投手から力強いメッセージが届けられた。

 また、飛び入り参加の前熊本市長の幸山政史氏(S59卒)から熊本の復興状況の報告やキナパラ
 メンバーの安藤浩司氏(S63卒)の復興支援曲「ふるさと」の演奏などが披露され、東京・熊本
 の同窓会PRも加わって、賑やかな懇親会となった。

 今回は、濟々黌グッズの充実ぶりも際立っていた。

 京都在住の革作家 田島隆治 氏(H03卒)の特製の「三綱領キーホルダー」、夏制服仕様の
 エプロン、吟醸酒「濟々黌」どが並べられ、売り場が賑わっていた。

 懇親会後半の華は、新入会員の紹介である。

 今春、関西の大學に進学してきた7名が壇上に登り、田口慎太郎氏(H12卒)と横瀬加倫さん
 (H22卒)の司会で、自己紹介を行った。

 各自から、名前・大学・出身中学・高校時代のクラブ・抱負を一言が発表されると先輩方から暖か
 い激励の言葉が掛けられていた。

 熊本地震から丸2年となる今年も、熊本の復興が呼び掛けられ、学生諸君が募金 箱を持ってテーブ
 ルを回り、募金を訴えた。

 〜その結果、82,091円の募金が集まり、熊本県に寄贈することになった〜

 フィナーレは、応援団OBの西村栄一氏(S60卒)と清田友成氏(H18卒)の先導で、
 黌歌斉唱となった。

 今年も、吹奏楽部OB:竹村雄一郎氏(H04卒)を中心とする11名の生バンド(関西キナパラ
 )が迫力の演奏で盛り上げてくれた為、若々しく力強い 黌歌が会場いっぱいに響き渡った。

 最後は、中村弘則副会長(S41卒)が万歳三唱で締めて、今年の総会・講演会・ 懇親会が
 無事終了した。

 総合司会の勝浦美奈子副会長(S57卒)からは、「来年の総会は、5月23日(土)太閤園での
 開催」がアナウンスされ、“来年も元気で再会“を合言葉に 散会した。

                           総会実行委員長 高千穂利道(S61卒)